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2015年03月24日

GusukuRockの終わりと始まり

GusukuRock15が終わりました。
楽しみにしていたイベントだったのですが、今でもポッカリと穴のあいた時間のような感じです。


でも確かにあの時間はあった。




メカルジンはGusukuRockで凄まじいライブをすると豪語しておりましたが。。。





みんな凄まじいライブしとったわ!




話はGusukuRockへ向かうところか。。。




朝メンバーたちと待ち合わせて会場へ。


もうすでにスタッフのみなさん、ボランティアスタッフの皆さんが準備で忙しそうにしている。
とにかくみなさん忙しそう。マーシーくん、ケンゾーさん、大城さん、秋葉さん等みなさん他と連絡を取りながら一生懸命だ。
そうれもそうだ。あと何分かで会場の時間だ。
オープンしてシャトルバスが会場に到着して次第に人も増えていく。
メカルジンは2番目なので早めにステージ裏に行かなくてはいけないので準備する。
一番目に出るヤ・バスターズのメンバーと軽く挨拶。
ステージ横にはカゲアナウンスのナオキ屋さんがマイクを持って原稿を見てる。



オープニングアクトの川満祐輝くんが終わり、一番目のヤ・バスターズ。
ステージ横から見る。
おお、スゲー楽しそう。

吉村くんのドラムもなかなか良い。いや、かなり良い。


さていよいよメカルジンの出番。

ステージに出て、セッティングしていよいよスタート。


ん!んんんんん!





スゲー楽しかった!!




なんかあっという間だったね。最高だった。

みんないい顔しとったわ。

GusukuRockの終わりと始まり

GusukuRockの終わりと始まり
写真はナオキ屋さんからいただきました。



メカルジンまでは日差しがあったが、そのあと少しずつ雲が出てきて、それが逆に暑すぎなくてライブが見やすかったようだ。



しかし次第に天気が悪くなり、2Side1Brainの頃に雨が降ってきてしまった。




そのあと雨が落ち着いて、ギターウルフの出番の時に事件は起こった。ここはあえて事件と呼ぼう。


前半ぶっちぎりにカッコイイライブをブチかましていたギターウルフだったが、3曲目あたりで急にメインのスピーカーから音が出なくなった。

声も聞こえず、鳴ってたギターも音が鳴らなくなり、次はベースが。

ステージでは生音のドラムが鳴っているだけになってしまった。

完全に機材トラブルだということはみんなわかったが、しかしギターウルフが演奏をやめない。

生ドラムだけのまま演奏を続けていた。

しかし電気は復旧しない。

それでもギターウルフは15分くらい生ドラムに、アンプから音の鳴っていないベース、ボーカルのセイジさんの大声だけで客を煽る。

次第に観客もそれに応えるように歓声で答える。


しかしまだ復旧しない。


実行委員長のタマシーさんもステージにあがり観客を盛り上げる。
Flipとジャンキージャップドッグスのドラマー二人がドラムの手助けをするように一緒にドラムを叩く。

しかしまだ復旧しない。



俺もなにかできることはないか、何かあればすぐに行けるようにステージ袖に向かった。

そこには楽器を持って次の出番の準備をするモンゴル800のメンバーと、ナオキ屋さん、タートルアイランドのメンバーさん、そしてGusukuRockのスッタフのみんながステージを見てる。

みんな全然諦めていない。復旧することを信じているかのようだった。


しかし、スタッフの声掛けでギターウルフの渾身のエンディング。
音のならないジャーンでギターウルフの凄まじいライブが終了。

観客からは大歓声と拍手が沸き起こった。

セイジさんがタマシーさんの腕をつかみ高々に上げた光景が印象的だった。

そしてステージ袖でもギターウルフを称えるようにみんなが出迎えていた。

俺もナオキ屋さんと涙ぐみながら「すごいものを見た。伝説を見た」と感動し合った。



その時のタマシーさんが観客に向けて言っていたことがとても心に残った。

「電気がなくてもロックンロールできるんだよ!でも、やっぱり電気はあったほうがいいよな!」

名言です。


それからしばらく復旧のため時間が空くが、その頃スタッフは復旧作業をもの凄い勢いで行っていたそうだ。

誰もが復旧を信じて次のモンゴル800のセッティングを待っていたとき。。



大音量でGusukuRockのジングルが鳴り出した!




観客からは大歓声と拍手が起こり、そしてモンゴル800の登場。


これまでの雨、機材トラブルを吹き飛ばしてくれるかのように、ヒット曲のオンパレード。

観客も大盛り上り。



モンパチが終わったあと、いよいよ大トリ。実行委員長タマシーさんのShaolongToTheSky。
骨太なロックサウンドがうねる。


時間の関係上少し時間を削ったようで最後の曲。
愛の歌を保育園児たちと熱唱。出演者もステージに上がって盛り上がる。



もう感動だった。


あとから聞いた話ですが、機材から音が出なくなったのは電力不足ではなく、雨による漏電が原因だったようです。

打ち上げでタマシーさんから「我々は太陽光だけでステージをやりきったのです!」と報告があったときはみんな嬉しそうだった。
ちゃんとこのイベントの目的を達成できたからだった。




晴天の始まりから、曇り、雨が降り、機材にトラブルが起こって、そして復旧し、感動的なフィナーレ。

ドラマがあった。本当のドラマがそこにはあった。


俺はこのGusukuRockの第一回目に出演できたことを本当に誇りに思います。


あの伝説の日を忘れないと思います。


あの日、中城城跡に集まってくれた皆さん、出演したバンドのみんな、あのステージ、会場で走り続けてくれたスタッフの皆さん、
そして今回メカルジンを誘ってくれて、あんなに感動させてくれたタマシーさん


ほんとうにありがとうございました。

GusukuRockの終わりと始まり


追伸

そして、ビールが売り切れたというのにも驚きました。







また世界遺産で会いましょう。



GusukuRockの終わりと始まり



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Posted by メカルジン at 00:23 │ブログ