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2013年01月04日

ミュージック!

伊坂幸太郎の小説で『死神の精度』という映画化にもなった小説がある。


死神が人間の死に際に現れて、その人が死に値するか判断するという内容。


人間と同じ姿で、人間と同じように振舞う死神が、人間の人生を見ていろいろ考え始めるというヒューマンストーリーだ。


小説は以前読んだことがあったんだけど、最近DVDを借りて見てみた。

小説のイメージが強かったせいもあって映画は・・・
だった。
小西真奈美は可愛かった。


変わった設定だと思ったのは、その小説の中に登場する死神全員が音楽好きということ。

死神たちは死に際の人間を待ってる時など、レコードショップで試聴しているのだ。


あの世に音楽が無いか何かで、人間世界の音楽だけは認めている。
人間とはくだらない生き物だが、音楽だけは素晴らしいと認めているのだ。


音楽のことになると、「ミュージック!」と叫び、聴かずにはいられなくなるのだ。





この年末年始、俺もそういう人たちとよく話をした。



音楽が好きな人たちだ。



ジャイアン邸でthe youらともそういう話した。
伊禮くんなんかは本当に好きなんだなーと思うし、Juderのザッサンがロンセクスミス聴いてるのには驚いた。若いのに渋い。みんな聴いてるのかな?

中学の同級生とも懐かしい話で盛り上がった。
HR/HMを聴き始めた中学時代の話。それが好きすぎて今でも聴いてるという話。
その友人はその後もマニアックな方向を突き詰めていた。本当に好きなのだ。


東京時代のバンド後輩、アナロギアンのナルとも昔聴いてた音楽の話をした。
グランジ、オルタナに影響を受けた話をちょっとだけだったけど、もっと話したかった。


モンパチのマネージャーのユミコさんともUKロックの話に華が咲いたなー
懐かしいバンドの名前がじゃんじゃん出てきて話してて楽しかった。




なかなか話が合う人というのは少ないもんだが、たまに出くわすこういう人たちとの話は本当に楽しい。




そんな時、いつもこう思うのだ。

ミュージックが好きなこんな人たちと話してるときこう思うのだ。








もしかして、この人たちは死神なんじゃないかと!





そのうち、



「ミュージック!」



とか言って叫びだし、

試聴機で目を光らせているかもしれない。

ミュージック!





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Posted by メカルジン at 14:49 │ブログ