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さて、ライブ宜野湾が中止になってしまい残念でしたが次のライブはヒトリツチナリとのダブルレコ発。それに向けてがんばっていかなけばなりません。
曲の少ないメカルジンは新曲をどんどん作っていく次第でございます。

と、ここで『がんばる』という言葉ですが、よく『がんばる』という言葉が嫌いな人がいます。
そんな俺も『がんばる』という言葉が嫌いでした。

それには、「もっとクールに自分を見せたい」とか「がんばるってなんか嫌々やっている」みたいなイメージがあったからです。

東京でバンドをやってる頃、よく「がんばれ」とか「俺ももっとがんばらないと」とか聞いてたけど、バンドをやること自体は自分で楽しんでやってることだし、『がんばる』という言葉に違和感を覚えていたり安っぽく感じていた時期がありました。

でも『がんばる』ということはどんなことかと考えてみたところ、バンドをやるためにバイトしたり生活していくことに関してはがんばっているかな？と思い始めました。
もっと突き詰めると、目的に対して最善の行動をとるということが『がんばる』ということに繋がるのだと思うと『がんばる』という言葉ががそんなに嫌いではなくなりました。

たぶん他人に「がんばれ」と言われても、言った本人はそんな重い意味じゃなくて軽く言ってると思うので、そんなに目くじら立てる必要はないしね。
でも俺なりに『がんばる』ということを自分で使うことと『がんばれ』と言われることは、他人にわかりやすく伝えることができるんで嫌いではなくなりました。

逆に人に対しては使わないことにしてます。偉そうに聞こえることも人によってはあるようなので。

日本語の『がんばる』という意味に相当する言葉は英語にはないという話を聞いたことがあります(あったらごめんなさい)。

つまり『がんばる』という言葉は自己暗示であったり自分にはっぱをかける『ドーピング的な言葉なのです。人によってはそれが競技の反則になるということなのです』

でもホントにどうしようもない人には『がんばれ』って言います。

俺、がんばれ